昔の自分と同じように
日々忙しく働いている人に
ふと立ち止まって
昔の夢を思い出して
心あたたかくなるような
音楽をお届けしたい
やっと見つけた、自分の生業。
私は社会に出てからはバンド活動もやめ、ただ毎日そこにある仕事をこなすだけの日々を送っていました。
しかし、どこか心は満たされず「このまま会社で働く人生でいいのかな~」という疑問を感じていたこともあり、当時勤めていた会社を退職して音楽活動を開始しました。
同時に自分にあった仕事、自分らしい生き方を探しながら様々な仕事を転々とするようになりました。
自分らしい生き方を見つけるためにいくつもの会社を転々とし、探し続けた先に見つけたのは特許業界における「弁理士」という仕事です。
子供の頃から工作をしたり音楽を作ったりすることが好きだったことを思い出し、お客様が想いを込めて作ったものの権利を守りたいという気持ちから弁理士になりたいと思うようになりました。
弁理士になるためには合格率平均6~7%の難関な国家試験に受からないといけないため、猛勉強をした結果7年越しで見事試験に合格し、晴れて弁理士になることができ大手特許事務所にも就職することができたのです。
「仕事だけ」「音楽だけ」じゃなくて
どちらもバランスよく。
しかし、その後は仕事一色の毎日で心身ともに疲労困憊で、プライベートの時間を確保することさえ難しく鬱になりそうなほど追い詰められていきました。
自分にあう仕事は見つかったけど、自分らしい生き方をしているのか?という疑問が再び私の心を揺さぶりました。
そんな時に思い出したのが「音楽やりたかったな~」という気持ち。
その後、弁理士試験勉強のために遠ざかっていた音楽を再び始めるようになり、仕事は忙しかったものの、仕事とプライベートのふたつがバランスよく自分の中で動き出してきたのです。
そしてこの時初めて【仕事と音楽】のふたつは、自分にとってかけがえのない大切なものだということに気付いたのです。
仕事一色で疲労困憊していた頃は音楽を楽しむ余裕もなく、ただただがむしゃらに働いてきました。
でもどこかで心が満たされず、でも何が足りないのかもわからず・・・
そんな時に思い出した、昔からの夢。
そして、その夢の続きをもう一度叶えたくなって歩みだした最初の一歩があったからこそ、今の私がいます。
昔の私に言ってあげたい
「ふと立ち止まってみたら?」
という言葉を、音楽にのせて
私にとって弁理士という仕事は収入を得るという意味での生活の基盤、音楽は疲れた心や日々の中で感じる緊張をゆるめてくれるものだと思っています。
鬱になりかけるほど仕事に打ち込んだ時間があったからこそ、少しでも立ち止まって自分を振り返る時間に気付けたのではないかと思います。
そんな私みたいに日々の出来事に忙しくしている人に、ふと立ち止まって昔の夢を思い出して心があたたかくなるような音楽をお届けしていきたいと思っています。
Dai Miura
2017年2月にギター三浦大、ピアノ清水雅人で結成。以来3年間にわたり都内のカフェやライブハウスを中心に約30回のライブを行うなど、精力的に活動中。
アコースティックなピアノとギターの二人の組み合わせは、演奏における一人ひとりの比重が大きく技量も問われるが、ライブに来てくれたお客様からは「心地いい音楽」と評判でファンも増えている。